リターゲティング広告の代替技術はTURTLEDOVE

興味関心のターゲティングに関してはブラウザ搭載のAIとコホート分析を組み合わせた『FLoC』がGoogleがこれから新技術として試験導入していくことがわかっているが、同じターゲティングでも、ランディングページを訪問したユーザを追跡して広告を表示するリターゲティング広告については、『TURTLEDOVE (タートルダヴ)』という技術が採用される見込みとのこと

『TURTLEDOVE』は日本語でキジバトの意味だが、キジバト自体に意味があるわけではなく、これは『Two Uncorrelated Requests, Then Locally-Executed Decision On Victory』の頭文字である、ある程度はこじつけ的な部分もあるだろう

興味関心のターゲティングをブラウザに搭載するAIを使ってコホート単位でターゲティングさせるように、『Turtledove』でもブラウザ内で広告に関わる処理を行わせる仕組みらしい

つまり外部のアドサーバ上でやりとりを行うとどうしても第三者にデータを盗まれてしまう可能性があり、ブラウザ内で処理させることで広告にまつわるデータが外に出ない分、ユーザーのプライバシーに配慮しているという見方なのだろう

詳しい仕組みは今後どんどん明瞭になっていくだろう

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