いかに主観的に自分を追い求め続けられるか

 ひろゆき氏の幸福論「自分を嫌いにならないで生きるには何が必要か?」

この幸福論に関する記事を読んで頭の中を過ぎったものがあった。

記事の中で書かれている「自分を嫌いにならないで生きるため」に“自分がどう思うかで決まる”というものには非常に納得ができる。

年収300万円でも、周りが皆さん年収200万であれば、「給料高いじゃん」って思う

でも、年収800万円でも、周りが皆さん年収2000万円だと、「うわー金ないわ」って思ってしまう。お金があるかないかって、周りと比較しているだけ

お金が幸せの尺度にはならない、というのはよくわかる。自分にとってどれくらいのお金が必要になるのかを知っておくことが大切であって、比較することでは何の解決も見出せない。記事の最後に書かれている一文、

誰かと比較したら、誰でも不幸になります。

これがとてもしっくりときた。誰かとの比較は、常に絶対的ではないその都度その都度の自分の定規でもって「勝ってる」「いや負けてるかも」「もっとすごい奴がいる」とずっとビクビクし続けないといけない。精神的にどんどん不安定になっていく。

ただ、そのことに強い気付きを与えてくれたのは樹木希林だったということも同時に思い出した。

 樹木希林の名言「おごらず人と比べず面白がって平気に生きればいい」数々の深い名言と深い生き方

この「おごらず、人と比べず、面白がって、平気に生きればいい」ってものすごい名言だなと読むたびに思う。人と比べ続けてもその先に理想の自分はいない。いかにそのことに囚われず、主観的に自分の理想の自分を追い求め続けられるかが大事なんだよな、とこの幸福論の記事を読んで、ふたたび思い出した。

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