JASRACの2020年度の音楽著作権収入において、ネット経由全般を指す『インタラクティブ配信』が約322億円になり、前年度比148.2%となり、初めて放送全般を上回った
一方でコンサート等を指す『演奏』は、2020年度は新型コロナウイルス影響による開催中止が響き、大きく減少している
ネット経由の収入が増加しているのは、サブスクリプションサービスがその多くを占めているほか、『演奏』部門が減少した分、リアルのコンサートがオンラインのライブ配信に移行したことによる動画ストリーム部分に上乗せされているなどが要因として考えられる
2020年度の結果はコロナ禍における特殊な結果とも言えるが、放送とネットの比率が今後どう変わっていくかその推移は気になるところだ
▼参考記事
https://www.jasrac.or.jp/release/21/05_2.html
Thumbnail image from: https://www.jasrac.or.jp/release/pdf/21051901.pdf