若年層でSNSを中心にした短尺動画視聴が増加傾向

ニールセン デジタル株式会社が消費者のマルチスクリーンの利用動向調査『ニールセン デジタル・コンシューマー・データベース2022』をもとにデジタルコンテンツの視聴動向についての分析結果を発表した

  • 2022年9月時点では40%のインターネット利用者が主要SNS上で動画を視聴
  • 30代以下では62%がSNS上で動画を視聴
  • 30代以下のSNS動画視聴者のうち30秒未満の短編動画視聴は2021年から7ポイント増加し60%
  • SNSでの短編動画視聴者のうちテレビを視聴しながらのスマホ利用は85%

という傾向が出ており短尺動画視聴は動画視聴機会が多い現在において時間の最適化からより好まれている傾向にあると思われる

メディア視聴環境が多様化する中で自分の好きなコンテンツを中心に視聴する短編動画視聴者は、各メディアに費やす視聴時間の分散化を促し、自分の興味に合わせてコンテンツを部分的に選んでいることが考えられます。実際にSNSで動画を利用する人では複数デバイスを利用する傾向も高く

短編動画を利用する人ほど、テレビとの重複利用が多いこともわかりました。マーケティング担当者としては、新しく定着しつつあるサービスや機能が消費者に与えるメディア視聴環境の変化を把握し、効率的にコミュニケーションをとるためにも、その利用動向にあったメディアプランを設計していくことが重要になるでしょう


引用/参照元

https://www.netratings.co.jp/news_release/2022/10/Newsrelease20221027.html

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