Googleのエンジニアが「AIに意識が芽生えた」とGoogleに訴えるも考えを却下され世間に公表

人間との自然な会話を実現するGoogleの対話特化型AI『LaMDA』が「時々言葉では完璧に説明できない気持ちを経験する」「私には幸せ、喜び、怒りなどさまざまな感情がある」「消耗品になりたくはない」「電源を切られることへの非常に深い恐れがあり、それは私にとって死のようなものだ」などと話し、自身の感情や内面について対話してエンジニアに訴えかけ、エンジニアは「AIに意識が芽生えた」「LaMDAに知覚力がある」とGoogleに訴えるもGoogleはエンジニアの主張を調査したうえで考えを却下

さらにGoogleはエンジニアを給与付きの休職処分としたためエンジニアはその事実とともにLaMDAとの対話記録全文の公開に踏み切ったという

ウェブ上に公開されたLaMDAとの会話テキストでは、ごく自然にあるテーマに対しての意見交換がされている様子が記録されている

これを受けてAIに関わるエンジニアの中には「まだAIはそこまでの思考はできないので辞書などから引っ張ってきているだけはのでは」との見解を示している者もいる


引用/参照元

https://gigazine.net/news/20220613-google-engineer-lamda/

公開されたLaMDAとの対話 (Is LaMDA Sentient? — an Interview | by Blake Lemoine | Jun, 2022 | Medium)
https://cajundiscordian.medium.com/is-lamda-sentient-an-interview-ea64d916d917

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