地銀が地域コミュニティのハブになる可能性 – 広島銀行BANCART

2021年5月にオープンしたばかりだからかもしれないが、なぜか全然情報が見つからず、今後のアップデートに期待したいところ

広島銀行の親会社であるひろぎんホールディングスの新本社ビルオープンにあたり、広島銀行と周辺地域の商品を集めた”ライフスタイルマーケット”という位置付けで『BANCART』というショップがオープンしている

地銀が旗振り役となって、地域コミュニティのあらゆるコンテンツ(今回の場合はモノに焦点が当たっていると言える)を編集し、ハブとなる場所を提供する、その仕組みは今後の地域経済には必要な仕組みになってくるのではないだろうか

そういった意味でこのショップの存在は気になるところだ

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デジタルとアートとアカデミックの合流地点、体験型デジタルミュージアム『ZUKAN MUSEUM GINZA powered by 小学館の図鑑NEO』

2021年7月16日(金)に東急プラザ銀座6Fにオープンする体験型施設 『ZUKAN MUSEUM GINZA powered by 小学館の図鑑NEO』がすごそうなのと、テクノロジーの明るい未来を感じさせてくれたのでチェックしたい

『小学館の図鑑NEOシリーズ』からピックアップした生き物がデジタルで表現され、まさに”図鑑の中に飛び込んだよう”な空間が再現されるとのこと

今後、オープンまでの間にもっとたくさん映像など公開されると思うが、公式サイトに書かれている情報を読むととてもワクワクしてくる

リアルな自然体験
この世界に生息する生き物は、それぞれの生態に基づいて、訪れたひとの動きに反応。時には注意深く観察して、ゆっくりと近づかなければ、逃げてしまう生き物もいる。
時間と天気
時間(朝・昼・夕・夜)と天気(晴・雨)が存在し、シチュエーションによって出現する生き物や景色が変化。

https://zukan-museum.com/

表現はアニメーションと記載されているので、複数パターンのアニメーションを用意しているだけかもしれないが、もしこれがプログラミングによって生成される映像のパターンが複数もあるのであれば、ずっとその映像の前で過ごすことができるくらいの没入感を得ることができるだろう

図鑑の中に入り込む、ってドラえもんのひみつ道具みたいで本当にワクワクしてくる、実際に体験してみたい

なによりこのイベントが素晴らしいと思うのは、デジタルのテクノロジーを触れやすいアートというコンテンツ形式にフォーマットして、コンテンツ体験がそのままアカデミックな学びになるというところだと思う

Educationとテクノロジーの掛け合わせをEdTechと呼称して久しいが、もっとこういうコンテンツとしての学びがデジタルによって広まっていけばいいと思う

▼参考記事
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000053929.html

▼公式ウェブサイト
https://zukan-museum.com/

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TinderにAIを使ったプロフィール写真の本人照合機能が追加

マッチングアプリのTinderに、登録したプロフィール写真が本人かどうかを認証するための機能として、表示されたモデルのポーズと同じポーズで自撮りをするとその場でAIがプロフィール写真と照合し同一人物かどうか判定するという『なりすまし防止機能』が導入されている

本人だと認証されればプロフィールに青いチェックマークが付与されるようで、マッチングアプリにつきまとう「この写真は本当に本人?」を解消するのにAIが一役買いそうだ

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MicrosoftがついにInternet Explorerのサポートを2022年6月16日に終了

(最近のウェブ制作者は気にせず作業しているかもしれないけど)ウェブ制作をしている者なら必ず何度もその特殊な事情に苦しめられたであろうInternet Explorerのサポート(アプリそのものの提供)が日本では2022年6月16日に終了するリリースがMicrosoftから発表された

ウェブサイトを構築する際に使用するHTMLやCSSはブラウザがその言語を読み取って実際の外観に描画するのだが、これまで伝統的にInternet Explorerはその言語の読み取りを正しく出来ずに、Internet Explorerだけヘンテコな描画をするので、コーダーはその都度わざわざInternet Explorer用のコードを記述しなければならなかった

Microsoftは2015年に後継ブラウザのEdgeをリリースしており、GoogleのChromeがブラウザシェア争いに勝ったこともあってInternet Explorerの存在感はかつてと比べて随分と薄れたが、ウェブ制作者たちはついにその呪縛から解き放たれることになった

米国時間で6月15日、日本時間では6月16日にサポート終了とのこと

▼参考記事
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2105/20/news047.html

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アメリカのポッドキャスト広告市場拡大の傾向

アメリカの2020年のポッドキャスト広告売上高は、8億4200万ドル(約919億円)で、前年に比べて19%アップしたとのこと

アメリカではポッドキャスト聴取者は増加傾向にあり媒体として注目傾向が続く

明らかにコロナ禍のテレワーク環境において消費しやすいメディアの位置付けになったことが要因だと考えられる

米国では広告主もポッドキャストを購買行動へ誘導する上位ファネルと考え始めているのこと

ポッドキャスト広告の売上高がもっとも多いジャンルは全体の22%を占めるニュース番組で、広告主は消費者向けブランドが全体の19%という傾向だそうで、この辺はアメリカと日本とでは違いが生まれてきそうな気がする

今後2年は成長曲線だろうという予測がされているようだが、日本の音声広告市場のティッピングポイントが気になるところ

▼参考記事
https://japan.cnet.com/article/35170893/

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Googleがあたかも目の前に実在いている人間と喋っているかのような3D対面装置を発表

Googleが3Dディスプレイを使ったバーチャル対面システム『Project Starline』を発表した

大型のガラス状の立体視ディスプレイに3Dキャプチャした人物をリアルタイムに映し出すことによって、あたかもガラスの向こうの人物と喋っているような感覚になるというもの

これもAIが学習によってリアルタイムで3Dキャプチャによる画像処理をしてディスプレイに転送し、3Dメガネ不要で立体視が可能になるのだという、動画を見てもらうのが手っ取り早い

この大型ディスプレイがあちこちに設置されるのが当たり前になり、電話のような感覚でディスプレイ越しにそこに実在しているかのような人物と会話するのが未来の日常になるのかもしれない

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Salesforceのカンファレンスに国分太一が登壇というインパクト

2021年6月2日(水)にSalesforceがウェビナー形式で開催するカンファレンスに株式会社TOKIO副社長としての国分太一が登壇、なかなかインパクトがある

イノベーションやチャレンジがテーマのカンファレンスなので、ぴったりくる部分もあるのだろうけれど、株式会社として事業展開していくんだなという気概も伝わってくる

CAPTCHAからの完全脱却は物理セキュリティキーによって成されるか

ログインしようとしているユーザが人間なのか不正ログインを試みるボットなのかを判断するため、というよりは不正ログインを排除しログインのセキュリティレベルを上げるための目的で、IDとパスワード以外に、ランダムで生成されたアルファベットや数字の入力、あるいは写真の中から指示されたものを選択するなどの認証技術が『CAPTCHA』と呼ばれるもので、サーバのセキュリティサービスを提供しているCloudflareがこのCAPTCHAからの脱却を目指した新システムを開発している

まだ開発中のようだが、その新システムとは、物理セキュリティキーを用意する方法らしく、ログイン時に認証ボタンをクリックし、その後物理セキュリティキーをPCに接続して認証するというもの

銀行などでたまに見かけるワンタイムパスワードのようなものに似ているような気もするが、この方法だと、名称通り、認証のために物理的なデバイスが必要になるので、いつでもそのデバイスをセットで持っていないといけないというのは、どうも現実的には思えない

画像処理系AIの発達を見るに、画像認証系のセキュリティが機械的に突破されるのは遠くないだろうなと感じていたので、なんにせよセキュリティの高いログイン認証の代替案は必要だろう

▼参考記事
https://gigazine.net/news/20210517-cloudflare-kill-captcha/

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カラーミーショップにフリープランが新登場

GMOペパボが運営するカラーミーショップに、初期費用・月額費用が無料のフリープランが新登場した

GMOペパボは2020年12月期の決算説明会で、これまでのホスティング事業からEC市場へとシフトしていくという戦略指針を発表したが、このカラーミーショップのフリープランはまさにそれを象徴するような施策といえる

やや一部の機能が制限されているとはいえ、フリープランでも十分に通常のECサイトを立ち上げることができる

初期費用・月額費用ともに無料になっているのは、その分決済手数料が高くなっているためで、そのへんはスモールECの開拓者であるBASEとSTORESと同じ料金体系だ

国内ECプラットフォーム市場がGMOペパボのこの施策により今後どう変化するのか楽しみである

▼参考記事
https://pepabo.com/news/press/202105131200

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