AIによる音声合成が生成できるCoeFont(コエフォント)

CoeFont(コエフォント)というサービスは『声フォント』と呼ばれるAI音声アプリを開発し、月間ユーザー数は20万人を突破している

サイト内に提示された簡単な原稿を読み上げて声を収録することで音声合成による声フォントが生成される仕組みで、一般の人や声優・タレントも声を提供しており、5,000種類以上の音声が登録されている

音声を利用したいユーザーはお気に入りの声を購入し、文章を書き込むとAIで音声合成された声で読み上げられる

音声合成された声は自然な発声音で喜怒哀楽など感情も表現できるとのこと

現在はYouTubeをはじめウェブメディアで音声収録を必要とするシーンは増加しており市場は大きい

東京工業大学の現役学生である早川尚吾さんが創業し、ソフトバンクグループの孫正義さんをはじめ多くのVCから投資を打診される注目サービスとなっている

▼参考記事
https://style.nikkei.com/article/DGXZQOLM018J50R00C22A2000000/

Thumbnail image from: https://style.nikkei.com/article/DGXZQOLM018J50R00C22A2000000/?page=3

日本のインターネット広告売上高は広告市場全体の約14.2%に

経済産業省のデータによれば、日本のインターネット広告売上高は2011年から2019年の9年間の推移で、売上高は約2.15倍伸長し2019年で売上高¥832,024,000,000となっている

広告市場全体におけるインターネット広告の比率は2011年で約7.4%だったのが2019年では約14.2%にまで割合が増えている

▼参考記事
https://rtbsquare.work/digitalad_result

Thumbnail image from: https://rtbsquare.work/digitalad_result

Googleによる脱Cookieのネット広告の仕組みを『FLoC』から『トピックAPI』へ転換

プライバシーの観点からサードパーティCookieを利用したターゲティング広告の規制に業界の流れが向かっていく中、GoogleがChromeにおけるサードパーティCookieのサポートを2年以内に廃止すると2020年に表明し、サードパーティCookieの代替策として『FLoC』を考案していたが、これはこれでプライバシー侵害につながるとさまざまな団体から酷評を受けていた

▼参考記事
Googleが模索するプライバシー保護と広告の効率性の両立

Googleは2022年1月25日、『FLoC』に取って代わる仕組みとして『トピックAPI』という仕組みを発表した

『トピックAPI』仕組みの概要は、ブラウザが閲覧履歴に基づいて『その週の最大の関心事』となるトピックを用意された中から決定、ブラウザはトピックを3週間分保存し、ユーザーがトピックAPIを導入したウェブサイトに訪れた際に過去3週間に記録されたトピックの中からトピック選択が行われターゲティングされるというものだそう

トピックAPIによってターゲティング広告が出る仕組みは以下のプロセスを経る

  1. ユーザがウェブサイトを訪問
  2. ブラウザがユーザのトピックを推測 (ここでブラウザがトピックを保存)
  3. ユーザがディスプレイ広告があるサイトを訪問
  4. トピックがブラウザから再取得される
  5. トピックに基づいて広告が要求されて表示される

実際これが採用かどうかは不明だが、今後もその動向を注視したい

▼参考記事
https://gigazine.net/news/20220126-google-privacy-sandbox-topics-api/

Thumbnail image from: https://gigazine.net/news/20220126-google-privacy-sandbox-topics-api/

Twitterが新しいFlock機能をテスト

リーク情報なのでどこまで正確なのかは不明瞭だが、TwitterがFlock機能と呼ばれる『任意のアカウントにしか見えないツイート』を実装するかもしれないとの情報が出ている

150人までを自分のFlockに追加でき、ツイートごとに通常ツイートかFlock限定ツイートか選べるようになるという

ちなみにFlockとは鳥などの群れの意味を指すとのこと

▼参考記事
https://japanese.engadget.com/twitter-flock-test-020042940.html

Thumbnail image from: https://twitter.com/alex193a/status/1482124555934179330/photo/1

YouTubeのスーパーチャット2021年ランキング世界トップ10の上位9人が日本のVTuber

YouTubeにはスーパーチャット(通称スパチャ)と呼ばれるライブ配信中にチャット欄で自分のメッセージを目立たせるための権利を購入する投げ銭機能が付いており、YouTube関連のデータサイトであるPlayboardが発表する2021年のランキングではトップ10のうち1〜9位が日本人、しかもVTuberという結果となった

これらVTuberはすべてVTuberグループ・ホロライブ所属のVTuberとなっている

1位:潤羽るしあ・1億9536万3698円
2位:桐生ココ・1億7245万4829円
3位:雪花ラミィ・1億1489万2359円
4位:兎田ぺこら・1億524万2263円
5位:天音かなた・1億432万2931円
6位:宝鐘マリン・1億202万8264円
7位:森カリオペ・9897万2784円
8位:桃鈴ねね・8571万7883円
9位:小鳥遊キアラ・8353万822円
10位:Bispo Bruno Leonardo・8130万4190円

https://gigazine.net/news/20220111-youtube-superchat-ranking-2021/

日本のVTuberビジネスが単に動画の再生回数だけでなくスーパーチャットがその軸になっていることがよく分かる

▼参考記事
https://gigazine.net/news/20220111-youtube-superchat-ranking-2021/

Thumbnail image from: https://gigazine.net/news/20220111-youtube-superchat-ranking-2021/

画面を見る=カメラ目線になるウェブカメラが登場

Kickstarterでクラウドファンディング中のウェブカメラ『MECA』は、カメラ本体を一般的なウェブカメラのようにパソコン上部にクリップして留めるまでは一緒だが、その本体から直径1mmの極細ケーブルで筒形状の小型カメラを引き出し、その小型カメラをパソコン画面に設置することができる少し変わり者のカメラ

カメラがモニタ画面にあるため、画面を見る=カメラ目線になることができる

リモートによりウェブ会議は日常になったが、今後もその流れは変わることはなく、今回のこうしたウェブカメラのように今後はウェブ会議体験の質の向上のためのプロダクトやサービスが登場してくるだろう

▼参考記事
https://japan.cnet.com/article/35181575/

Thumbnail image from: https://japan.cnet.com/article/35181575/

AdobeがAIによるブラウザ上の音声録音・編集サービス『Project Shasta』を発表

Adobeはまだ英語のみのサポートではあるがウェブブラウザ上で音声録音から編集までおこなえるサービス『Project Shasta』を発表

録音音声をAIが文字起こしし、文字起こしされたテキストを編集することで音声が編集できるという

今後、日本語までサポートされるかどうかサービスの今後については不明な点も多いが、Adobeは2020年にPremiere Proに自動文字起こし機能を搭載しているなど、AIによる音声認識精度はどんどん向上していることから期待はできるだろう

▼参考記事
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1375559.html

Thumbnail image from: https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1375559.html

2021年最もアクセスの量が多かったドメインはTikTok

Cloudflare社が毎年発表している2021年のトラフィックランキング、つまり最もアクセスの量が多かったドメインはtiktok.comだったとのこと

TikTokは2020年では7位だったことから、いかにTikTokがこの1年で大量のユーザを生み出し、バズも生み出してきたかがよくわかる

ちなみに2021年の2位、2020年のトップはgoogle.comだった

それ以外の順位もほぼ変動がないことがかえってTikTokの勢いを裏付けている

▼参考記事
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2112/22/news089.html

Thumbnail image from: https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2112/22/news089.html

YouTubeユーザーの3人に1人はテレビから視聴

マクロミルによる、民放テレビ番組・YouTube等の動画サービスのテレビによる視聴状況や、テレビにおける最新の生活者ニーズを探るための調査・分析によると、テレビでの動画サービス視聴率は全体の32.5%、テレビで視聴されているサービスは映画等の長尺のコンテンツが多い『Amazonプライム・ビデオ』『Netflix』『Hulu』は半数以上のユーザがテレビで動画を視聴しているとのこと

YouTubeユーザーはテレビでの利用者規模にすると23.3%と、3人に1人はテレビで視聴している割合になっている

▼参考記事
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000592.000000624.html