タコも夢を見る

動物も人間と同じように夢を見ているかどうかに関する研究は、そもそも動物が人間同様、レム睡眠とノンレム睡眠のサイクルを持っているかどうかが鍵のようで、サルやイヌやネコやネズミでは夢を見ることが確認されている

鳥もレム睡眠とノンレム睡眠を持っていることまでは確認されているが、レム睡眠時間が長いらしく、夢をいているかどうかまでは証明されていないらしい

今回は環境に応じて体の色が変化するタコが睡眠中に体色が変化することが確認され、この現象が「夢を見ている」ということに基づいているということがわかったというもの

Netflixは世界の通信量の15%を消費

全世界の通信量の15%なのだから、どれだけ2020年にNetflixが世界中の人たちの文化になったのかをこの数字が物語っている

日本の場合はNetflixジャパンという現地法人がコンテンツ制作や管理をしているので、世界潮流に比べるとオリジナルドラマばかりでドキュメンタリー作品などがだいぶ少ないが、海外ではドキュメンタリーシリーズが公開されると、自然検索数が跳ね上がるという、ただのコンテンツ産業ではなくなっている

『ラストダンス』ではマイケルジョーダンやバスケに関する検索数が急増したそう

Netflixにユーザーが張り付くUX設計としては機械学習による強力なレコメンド機能、ドラマを毎週ではなく全話公開することによる一気見を促すビンジウォッチングなど、視聴満足度向上への努力も惜しんでいない

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AIがテキストの指示にしたがって画像を自動生成する技術

複数技術の組み合わせによる発達したアウトプットでAIトレンドをリードしている団体『OpenAI』が、あまりにも高度に滑らかな言語を出力できると話題になったディープラーニングモデル『GPT-3』と画像生成技術を組み合わせた『DALL-E』というAIを開発

このDALL-Eは、指示したテキストを表現する画像を自動生成するというもの

サムネイル画像に4枚の『OpenAI』と描かれた看板の画像がレイアウトされているが、これはGoogle画像検索で収集してきたのではなく、その上のインプットテキスト「”OpenAI”と描かれた店頭」を描画したオリジナルな画像なのである

オリジナルの画像をこれだけ違和感なく指示に基づいて描画できるなんて、もう素材という概念がなくなってしまいそうである

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ネット広告2021年の動向予測

  1. ネット広告のマス化
  2. 法規制・媒体規制の強化
  3. 従来のターゲティング規制
  4. モラルの重視化
  5. 媒体への直接出稿の傾向
  6. 脱データ至上主義化
  7. YouTube広告の伸長
  8. LPの高品質化
  9. Googleマイビジネスの影響
  10. ニューノーマルの消費変化

ネット広告業界において2021年には上記の予測が出ているが、個人的にも概ね賛同

特に今年強化されるのは2・3・4・6に代表される『規制強化』が潮流の変化点だと思う

それは1と5を背景としたネット広告のメジャー化に伴い、これまでのマス媒体が辿ってきた道と同じように乱立するネット広告の配信手法や表現品質に『モラル』を意識した規制強化が徹底されてくるだろうとのこと

ネット広告がメジャー化すれば、マス広告において視聴率を根拠にした「フジテレビに出稿しましょう」「リビング新聞がマッチングするはず」と同様、ネット広告でも「YouTubeに出す」「Facebookに出す」と媒体指定がされてくる流れが5

その中でYouTube広告が認知の目的だけではなくCV獲得にもリーチできるようにGoogleがテコ入れしてくるだろうというのがざっくりとした2021年の見通し

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新年の映画・ドラマのSNS反響

サムネイル画像は昨日放送された地上波初放送の『天気の子』と、2020年に特番放送して高視聴率だった木村拓哉主演の続編『教場Ⅱ』のリアルタイムツイートグラフの違い(上が天気の子、下が教場)

Twitter上での反響は圧倒的に天気の子、やはり2019年興行No.1映画の初放送ということでポジティブに反応された様子

対して教場は話題作ではあるがテーマが規律に厳しい警察学校が舞台の重厚な作品なので仕事始め前夜には敬遠されたかもしれない

ちなみに同様にTwitterで反響が大きかった逃げ恥スペシャルの最大値が38,241件だったので、Twitter反響だけで見れば天気の子の方が話題を生んでいたと言える

LINEミニアプリを使って予約サイトを経由せずに集客をアップさせた美容室の事例

通常、美容室の新規集客手段はホットペッパービューティに代表される美容室予約サイトを経由しての来店が一般的である

露出効果がある一方でリピート定着力に課題があるのと手数料コストがネックと言われている

都内と名古屋で美容室を経営している『ミル』は、LINEミニアプリを導入することでこの課題をクリアした

自社サイトに組み込むかたちのサロン予約システム『Reservia (リザービア)』を導入していた同店では、同システムがLINEミニアプリに対応したことをきっかけにLINE公式アカウントにLINEミニアプリを導入

公式アカウント内チャット内メニューに予約に関するメニューを追加できるようにし、初回来店時にアカウント登録を勧めた

ユーザーに来店時にアカウント登録してもらうために、導入にあわせて紙のポイントカードを廃止し、LINE公式アカウントのショップカードに集約することで利用促進を図った

こうして徐々に主に店舗を中心とした店の顔=ウェブサイトから、=LINE公式アカウントへ移行変化していくかもしれない

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Google発表のYouTube2020年国内トレンド

  1. 18〜64歳の月間YouTubeユーザー数は6,500万ユーザー以上
  2. 2019年と比較してYouTubeにアップされた動画の総時間は80%増加
  3. 6月時点でチャンネル登録者数100万人以上のチャンネルは240以上
  4. 新型コロナウイルス流行以降、YouTube利用が増えたと答えた人は74%
  5. テレビ画面でYouTubeを試聴している人数は1,500万人以上
  6. テレビでYouTubeを視聴する人のうちリビングで試聴している人の割合は65%
  7. テレビでYouTubeを視聴する人のうち誰かと一緒に観る人の割合は50%
  8. 2020年3月以降、自宅エクササイズ系動画の平均視聴回数は450%以上増加
  9. 2020年3月以降、家庭菜園系動画の平均視聴回数は400%以上増加
  10. 2020年3月以降、料理動画の視聴は50億回以上

明らかにコロナ禍での生活様式の変化を意識したトレンド内容となっている、ジャンルとして顕著な自宅エクササイズ系・家庭菜園系・料理系はコロナ禍収束後、どう変化していくだろうか

AIが元写真から笑顔写真を自動生成

これはAdobe Photoshopで作成されたもの

実はAdobeはこの数年AIにかなり力を入れている企業で、Adobe製品には『Adobe Sensei』というAdobe製品サービスに共通して適用されるAI技術とマシンラーニング(機械学習)を組み合わせたテクノロジーを搭載している

サムネイル写真の笑顔写真は、Photoshopに新しく備わった『ニューラルフィルター』という機能で生成されており、人物の年齢・表情・ポーズ・色味などを変更可能で、今までの加工工程を一気に短縮する新技術である

これまで技術の素晴らしさは遠い国の出来事のように摂取していたAIも、もう現実に触って誰もがビジネスに活用できるところまできている

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タレントとオンライントークイベントというローカルならではの可能性

最近よく広告で流れてくる、ビール酒造組合の『ほど酔い女子プロジェクト』オンラインイベント

ほど酔いマスター検定なるクイズに答えて、当選者1,000名にいとうあさことのZoomオンライントークイベント招待、というもの

有名タレントをブッキングしてのイベント企画はタレントのフィーが最もネックになるが、Zoomでのオンライントークゲストであれば拘束時間も短く、ローカルにとってはオンラインイベントにタレントをブッキングしやすいメリットがあるのではないだろうか?

▼ほど酔いPROJECTオンライントーク特設サイト
https://www.brewers.or.jp/hodoyoi/seminar/