サイボウズの新聞広告にみるメッセージの飛距離

サイボウズの新聞広告が話題になっていた

多様性を支えるインフラツール提供企業なのに自社の取締役が3人ともおじさんでしたすみませんという、やや自虐もこめたメッセージ広告だが、ビジュアル要素もなく、メッセージの発信のみになっている

とあるクリエイティブディレクターが「今年は再びコピーライターの時代になる」と予想していたが、どうやって言葉を届けるか/届けやすくするか、という部分は意識したいところ

Thumbnail image from: https://tr.twipple.jp/p/d1/c49922.html

長崎県南島原のPR動画が面白い

長崎県南島原のPR動画が面白いので観てほしい

▼YouTube動画
https://youtu.be/pk4_jK9ScsE

26分という動画の尺の時点でウェブで見せて話題にしてもらうことを意図しているし、”架空のローカル情報番組とCM”というフォーマットを使ってムービー作品にしている点がとても面白いし、それをより面白くさせているのが、情報番組のロケ出演一般者・CM・市役所の人・視聴者当選者みんな満島ひかりが1人で演じているところ

そしてラスト6分からの急展開

んー素晴らしいアイディア
この26分は観れちゃう

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Twitter広告のフォーマットにカルーセル広告が正式に追加

実は一部広告主(漫画系アプリなど)にはベータ版として使用されていた複数枚の写真や動画をスワイプできるカルーセル広告が正式に広告フォーマットとしてリリースされた

外観はInstagram広告のカルーセル広告とほとんど同じ感じ

伝えられる情報量が増えるのと、エンゲージメントの高さを狙えそう

Thumbnail image from: Twitter

Yahoo!の防災意識を高める素晴らしい広告

サムネイル画像の広告は2017年に掲出された広告だが、毎年掲出場所を変えて同じ趣旨の広告を掲出している

『ちょうどこの高さ』が示す圧倒的な非現実を、僕たちはなるべく現実に近い距離感で接し続けないといけない

Thumbnail image from: https://www.pen-online.jp/special/gooddesignaward2017/

Googleの中高生インターネット利用白書

Googleが検索エンジン利用動向を基に『中高生インターネット利用白書2021』をまとめている

主なアウトラインとしては

  • 最も多いトラブルは、利用時間が長くなることでの日常生活への支障
  • 教員が思っているよりも学生はニュースにも意外と関心がある
  • フィルタリング使用が自身に及ぼす危険性の認識に関してはあまり効果がなかった

という結果だった

Thumbnail image from: https://ampmedia.jp/2021/02/10/google-student-2021/

これはやられた!モスバーガーのクリエイティブ

とにかく黙って一度この動画を観てほしい

▼YouTube
https://youtu.be/kxEV5eav1Qs

モスバーガーの期間限定商品『マッケンチーズ&コロッケ』のプロモーション広告のウェブ動画

このネタはいちばん最初にやったもん勝ちで、これはズルい!うらやましい!と思わさせられた素晴らしいウェブコンテンツ

ちなみに特設ページのファーストビューも絶対狙っててズルい

▼特設ページ
https://www.mos.jp/oc/20210210/index.html

Thumbnail image from: https://youtu.be/kxEV5eav1Qs

テレビ視聴体験を補う存在になりつつあるClubhouse

日本国内で音声SNSプラットフォーム『Clubhouse』が熱狂的に流行して2週間ほど経過したが、ここ最近で面白い利用のされ方がされているのが『テレビ番組視聴体験の強化』という文脈における利用のされ方だ

副音声的な使われ方に似ており、テレビ番組放送の前後で出演者や脚本家などの制作側スタッフが番組のことについてトークするというものである個人的に確認できているものだけで

  • ワイドナショー
  • スッキリ
  • NEWS ZERO

などニュース番組の前後で出演者たちが放送に収まらなかったコンテンツについてトークしている場面を見掛けた

また2月7日の情熱大陸においてはメイン出演者のプログラマーの登さん自身がルームをつくって、あの場面この場面に対する質問に回答することを自主的にやっていた(おそらくこれは情熱大陸オフィシャルの取り組みではないが本人が事前に許可をとっているのだろう)

2月8日に初回放送がされたEテレの連続ドラマ『ハルカの光』はプロデューサーたち制作関係者が放送前と放送後でドラマについてトークを開催した

このドラマは照明器具がテーマのドラマなので撮影こぼれ話だけではなくフィーチャーされる照明器具について補完するなどなかなか意義深い内容だった

テレビ番組視聴体験の強化という文脈でClubhouseはアリかもしれないという可能性を感じた次第だ

Thumbnail image from: https://www.vox.com/the-goods/22276715/clubhouse-invite-only-audio-app-explained

ライブ配信によるアーティストのライブへの申し込み率をアップさせる鍵は推しカメラ

特にアイドル系アーティストにおけるライブ配信のオプションに『推しカメラ』という用語をよく見掛けるようになってきた

推しカメラ、とはアングルのことで、通常のライブ配信ではテレビで見るような、時にメンバーたちのアップ、時にステージ全体を映すようなライブ映像をチケット購入して視聴するものだが、チケット購入する際に、『○○(メンバー名)推しカメラ』でチケット購入すると、そのライブ映像は自分の推しメンバーをずっと映し続けたアングル映像を観ることができるというもの

ライブのオンライン配信が一般化しつつあるこの状況において、ファンのライブ配信視聴をさらに惹きつけるコンテンツがこの推しカメラである

今後はアングル別にチケット販売がされるのが一般化してくるだろう

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Instagramがアカウント乗っ取り対策を実装

アカウントの乗っ取りが頻発しやすいInstagramに関して、Instagram自身がその対策をアプリに実装した

『Recently Deleted』という機能で、パソコンにおけるゴミ箱のような機能

通常、Instagramアカウントが乗っ取られた場合、フォロワー数をアテにされている場合がほとんどなので、これまでの投稿を全部削除され、アカウント名やプロフィールを書き換えられてそのまま使用される可能性が高い

そのため、削除された投稿は30日以内なら復元することができる機能を追加し、30日後には自動的に削除される仕様だそう

30日以内に完全削除する場合は、追加でメールなどの認証が必要になるので、乗っ取り対策として機能するだろうという見込み

Thumbnail image from: https://japanese.engadget.com/instagram-recently-deleted-031558787.html